私たちは、自分の身体を、自分の僕(しもべ)だと思っています。だから、体を酷使する、などと言います。事実、脳の思い通りに体は動きます。自分の生命維持のための活動を、体を用いて行っている、と思っています。しかし、私は、それは逆であり、実際は、脳は身体の僕であると思います。身体に関するこうした考えは、私の情報や生物に関する考えに基づくものです。このことは、すでに述べました。
また、心については、主体性や情報獲得という観点から、脳とは切り離した、身体全体に基礎を置くべきであるという考えも申し上げました。だから、大雑把に命令系統を図式化すると、次のようになります。左が上位で、右が下位です。
肉体⇒心⇒脳(思考)
この図式より、次の重要な結論が生まれます。
肉体の消滅と共に、心は消滅する。(魂の不滅の否定)
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