2019年9月12日木曜日

社会の法則

社会は、自己同一性と歴史を持っているということは、社会は、動物など生命体と同じく、日々、外界から、物質を取り入れ(食べ物をたべ)、エネルギーをつくり、活動し、排泄する、ことを意味します。それを社会的新陳代謝と呼ぶことにします。社会は、日々自分を再生産しています。

個々人は、一定の社会のルールのもとで、行動しますが、全体としては調和がとれて、社会という生命体の自己再生産がなされます。すると、一定の社会ルールとは、社会の自己再生産という至上命令から、生まれるものではないでしょうか。それは、丁度、野生の熊の行動が、自己保存を至上命令として、実践されているのと同じでしょう。

社会の自己再生産とは、社会の構成員が、日々食うに困らないように、働き、収穫し、食べることを意味します。それは、個々バラバラであっては不可能です。緊密な協調が必要でしょう。そのためには、様々なルールが必要になります。すべての社会ルールや規則は、この至上命令から生まれる、といえます。

このルールは、個々人の生命維持に関わることですから、非常に厳しいルールにならざるを得ません。それは、誰かが決めるものではなく、外的強制とみなすべきでしょう。すると、それは、ルールと呼ぶより、法則ではないでしょうか。つまり、自然界に自然法則が存在するように、社会には社会法則が存在するのです。

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