現在、様々な形で、バリアフリーの考えが、社会に普及しようとしております。その根本にある考えは、だれしも幸福を追求する権利があるという、憲法にも書かれている基本的人権の思想でしょう。バリアフリーの思想は、幸福追求のために、積極的に、社会が手を差し伸べて、物的諸条件を整えるという考えだと思います。そのことが、私たちの無意識の中にある差別意識をなくし、心のバリアをも、解消してゆくのだと思います。(心理的な面でのバリアフリーは、正しくはaccesibility アクセシビリティというのだそうです)
私は、ガン患者にも、このバリアフリーの考えが適用できないのかを、考えてみようと思います。なぜなら、ガン患者も、当然のことながら、幸福追求の権利があるのであり、社会がそのためになすべきことがあるはずだからです。
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